ファイル名解釈のルール
弁護革命はよくあるファイル名を自動で解釈し、タイトル・日付・証拠番号(=文書符号)などを認識できます。
解析機能を利用しない場合にファイル名が参照されるようになります。
ファイル名解釈のルール
標準の書き方は以下のようになります。かくめい記法も参照してください。
〔標準的な書き方〕
甲10 陳述書 20231217 @陳述太郎.pdf
甲10 陳述書 R051217 @陳述太郎.pdf
スペースはあってもなくてもかまいません。また、記述は一部分だけでも構いません。 弁護革命が解釈可能な
〔以下もOK〕
R010924 甲10.pdf
R010924 陳述書.pdf
甲10陳述書.pdf
甲10陳述書.pdf
甲第10号証.pdf
甲第10号証.pdf
甲10号証.pdf
甲010号証.pdf
甲10号証.pdf
陳述書@陳述太郎.pdf
陳述書.pdf
※拡張子を表示しない設定にしている場合は 「.pdf」は見えません。拡張子の種類は自由です。
基本ルール
日付は以下の2つのパターンを読み取ります。全角は認識せず、半角のみを認識します。
西暦8桁(20210424)
和暦アルファベット+6桁(R030424)
@マークの後ろに入力すると、作成者として認識されます。@マークは全角半角いずれでも構いません。
@陳述太郎
【かくめい記法】 新規命名時の推奨ルール
弁護革命は、様々な形式で命名されるファイルがあることを踏まえ、解釈できるパターンが広くなっています。
ただし、自分でファイルを命名できる場合、下記の形式が汎用的と考えます。
このフォーマットを「かくめい記法」と呼びます。
甲10 陳述書 20231217.pdf
甲10 陳述書 20231217 @陳述太郎.pdf
弁護革命本体からDLした際のファイル名は、「かくめい記法」が利用されます。 ファイル名が、かくめい記法であれば、弁護革命に再度そのファイルを登録した際、証拠番号・タイトル・日付・作成者が正確に復元されます。復元の確証があるのがよい点です。
かくめい記法できれいに命名されたファイルが欲しい場合、 弁護革命に登録 →弁護革命上の「手直しモード」などで編集 →ダウンロードで出力(=ファイルに自動命名) という手順も有効です。
ポイント
証拠番号、タイトル、日付を含ませる。
項目の間はスペースで区切る。スペースは半角。
日付は西暦8桁。
英数字が含まれる場合は半角。
並び順の一長一短。
証拠番号→タイトル→日付 : 視認性がよい。
証拠番号→日付→タイトル : ソートの一貫性が高い。
日付→証拠番号→タイトル : ソートが最も一貫する。
解析機能を使った場合は文書符号のみ認識
解析機能を利用した場合には、ファイル名解釈が適用されます。
この場合でも、ファイル名に文書符号が書き込まれている場合には、文書符号だけはファイル名から採用されます。 これにより、「書類のスキャン後に、証拠番号だけは手でファイル名に書き込んでおく。タイトルや日付は解析機能で自動処理する」といった使い方が可能になっています。
甲A号証、丙号証など、読み取りパターンをカスタマイズ
💡 「甲A10.pdf」などの独自のパターンは読み取れますか?
読み取り可能な文書符号は、自分でカスタマイズすることができます。
文書符号設定で、読み取りたい符号を追加してください。 「短縮符号」として指定した文字が、ファイル名から読み取られるようになります。 たとえば 「甲A 甲A号証」というセットを追加すると、「甲A10 陳述書.pdf」というパターンが認識できるようになります。
利用場面
たとえば以下のような場合に、ファイル名に書き込まれた情報を有効活用できます。
mintsで相手方代理人から提出された書面等のファイル名(「甲第10号証.pdf」など)をそのまま活用。その他、外部から受け取ったファイルに既に日付や証拠番号が書かれていた。
PDFファイルではないので、自動認識機能が使えない。
これまで事務所で管理していたファイルに、日付や証拠番号が書かれている。
事務員や自分が、ファイル名を書き換える作業に慣れている。
依頼者からファイルを受け取るときに、ファイル名に日付とタイトルは入れてもらうようにお願いしておく。
非定型な書類なので、自動認識機能よりも、ファイル名に書き込むほうが確実そうだった。
最終更新