PDFに注釈を付ける
最終更新
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PDFファイルに、マーキング、メモ、ブックマークなどを付けることができます。ここではまとめて「注釈」と表記します。
注釈とは別に、オリジナルのPDFファイルはそのまま保存され、いつでもクリーンなPDFを表示したり、出力したりできます。 注釈付きのPDFをダウンロードすることもできます。
書き込み機能は、私的なメモとして利用する想定で設計されています。 注釈は他のユーザーには共有されません(2021年3月時点仕様)。
一部の形式のPDFファイルが正常に表示できない場合があります。 文書ごとに注釈モードのon/offを切替できますので、表示できない場合は注釈モードをoffにしてください。
ボタンの右側にある矢印に、ツールの切り替えなどが割り当てられています。 少し見逃しやすいの注意してください。
ボタンの本体をクリック → 上位のモード切替
ボタンの右側にある矢印クリック → 下位の細かなツール切替
「注釈モード」のチェックボックスを on/off できます。 表示エラーなどがある場合は、ここを操作してください。
設定画面で、「PDFの初期表示を閲覧モードにする」をオンにすると、初期表示が閲覧モード(注釈オフ)となります。 デフォルト表示を閲覧モードにしておきたい場合は、これをオンにしてください。
閲覧モードの利点
表示速度が速い
表示エラーがほとんど出ない
タブ表示でも注釈を利用できます。
注釈モードでもテキストを選択してコピーすることができます。 手のひらマークのモードだとテキスト選択ができないので、オフにして下さい。
弁護革命本体でOCRをかけた場合には、画像とテキスト埋め込みに少しずれが出ます。 できるだけ行単位で選択するとうまくコピーできます。
下記の検索ボックスからテキスト検索ができます。
ショートカット ctrl+F
でも検索ボックスが表示できます。
自由描画、マーカー、消しゴムが利用できます。
直線を描画できます。
PDFファイル内に直接テキストを打ち込みます。
付箋のようなメモが書けます。
ブックマークを付けることができます。
活用例 「複数の証拠を1個のPDFにまとめているので、切れ目をぱっと探したい」 →証拠の切れ目を証拠番号でブックマークする。
PDF内のテキストをマウスでドラッグするなどで選択することができます。コピーアンドペースト、マーキングなどが可能です。
弁護革命本体で埋め込みされたテキストは、画像の文字と少しずれが出ます。 テキスト選択する際はご注意ください。
下記の方法で可能です。
ペンアイコンの中の「消しゴム」を使う
クリック → デリートキー
クリック → 右上ゴミ箱ボタン
歯車マークのアイコンから、ページ回転や、1ページ表示⇔2ページ表示切替の操作が可能です。 ※v1-4-3で追加
文書DBの検索ボックスで通常通り検索をおこなうと、注釈で書き込んだ文字も同時に検索されます。 以下のものが検索対象です。
テキスト
メモ
ブックマーク(ブックマークのタイトルとした文字列)
注釈情報は、同じアカウント内でのみ共有される仕様です。厳密には以下のようになります。
そのマシン限りとなり、他のマシンには共有されません。
同じユーザーであれば、別マシンでも共有されます。
他のユーザーには共有されません。
別ユーザーへの共有機能は、利用実態を踏まえて今後検討していきます。現時点では、注釈はプライベートなメモが多いという想定で実装されています。
注釈情報は、プロジェクトのフォルダ内に保存されます。弁護革命サーバーに注釈情報が送信されることはありません。
当該プロジェクトのPDFファイルなどと同等のセキュリティとなります。 上乗せロックの暗号化も適用されます。
共有プロジェクトの場合、別ユーザーから注釈は見えない仕様ですが、厳格な秘匿処理まで実施しているわけではありません。 プロジェクトを共有している別のユーザーに対して厳格に秘匿するべき情報は、注釈に書き込まないでください。
随時保存されています。ほとんどの場合、保存操作を意識する必要はありません。
以下の場合は保存されます。
○ いきなりウインドウを閉じる
○ 注釈を書いたあと、マウスで別の場所をクリックした。
以下の場合は保存されていません。
× 1本線を引き、ほか何も操作をせずに、直ちにショートカットキーなどでパソコンをスリープさせた。
注釈情報は、最後の編集結果をもとにして全部上書きされます。
複数の画面で同じ文書を開いて注釈を編集すると、思わぬ上書きがおこりますので注意してください。同じ文書のタブを複数開いている場合などは特に注意してください。
複数の場所で同じ文書を開いている可能性がある場合は、更新ボタンを押すか(タブの場合)、一旦表示を閉じて再度開くことで最新のデータに同期されます。
PDFファイルに対して、ページの追加・削除など、直接の編集を加えると、注釈情報がずれたり、正常表示できなくなることがあります。